小学生でも英検合格は可能!
英検4級のレベルは? 何年生の学力なら受かるの?
まず、英検4級のレベルは中学2年生程度とされています。
内容は、一次試験のみ(二次試験はなし)、筆記35分、リスニング約30分。
4、5級のスピーキングテストは任意となっており、追加でスピーキングテスト(約4分)を受けることも可能です。
DWEは、英検3級程度までの英語力に対応していますが、英検の筆記試験対策ができるといった教材ではありません。
ですので、英検4級対策ができる子供英語塾にお子さんを通わせたり、英検に特化した教材を別途購入したりと、他の部分での努力が必要不可欠だと言えます。
また、3級からは一次試験(筆記とリスニング)だけでなく二次試験があり、面接形式のスピーキングテストがあるのでDWEのTE(テレフォンイングリッシュ)や、シングアロングでの学びが生きてきます。
「TEはやってないよ」という方も、日頃おうちでお子さんに英語のさまざまなフレーズを発音させておくだけでも、英語の基本的構造への理解が大分早くなる筈です。
【英検受験の注意点】子供へのストレスにならないようにするには?
成功体験を与えるために
大人が自分の意志で受験する場合。
ある程度、今の自分の学力に合った無理のないものを選択できます。
「2級なら学習時間もおさえられるし、合格圏内だから2級で」
という風に、プレッシャーがかかりすぎない程度のレベルのものを選ぶことが可能です。
しかし、子供はどうでしょうか?
大人が我が子に受験させる場合、お子さんの学力に合うレベルのものに申し込みをし、塾の先生と相談しながら無理のないペースで勉強できればそれに越したことはありません。
しかし、せいぜい2級相当が限度という学力で「準1級でもいける」と親が期待しすぎてしまうと、プレッシャーになってしまうだけでなく、無理のある受験になってしまい、結果、中々合格できない悪循環を生み出してしまいます。
「自信を持たせるつもりが逆になってしまった」という状況は、英語嫌いの原因になってしまうので避けたいところです。
「あくまでも英語力を伸ばすため」ということを親子で理解
たかが英検、されど英検。
検定試験を通して、さまざまなドラマを経験することもあります。
たとえば、同級生の仲の良いお友達といっしょに学び、いっしょに受験した場合。
お互いに問題を出し合って勉強するようになったり、学力と共に友情も育まれたりと、良い関係を築ける場合もありますし、友達だけ合格してしまったり、逆に自分の子供だけ合格してしまったりする中で、友達との関係に変化が生まれることもあります。
また、お子さんの英語への意欲が強く「3級に挑戦したい」と言っている場合は、3級をチャレンジさせてあげた方が良いということもあることでしょう。
そして、4級までなら勘の良い子はさほど勉強してなくても合格できることもありますし、頑張って勉強していたのに運悪く落ちてしまうケースもあります。
しかしどんな場合でも、「英語力を伸ばすためにやっている」という原点を忘れないことが大切です。
1点足りなくて不合格だったとしても、「ここまで学力を伸ばすことができることがすごい」と前向きな言葉で励まし、「ほぼ合格だった」ことがむしろ本人の自信になるように促してみましょう。
学力に合った英検受験をするための目安
英検対策の英語塾の選び方
英検4級は、小学校高学年~中学生がおもな受験者です。
つまり、小学5年生の学力でも合格する可能性がありますが、DWEを使うだけでなく、半年~1年以上かけて、できれば週1回は英語塾に通わせてから受験させた方が、お子さんにとっても安心な受験となります。
英語塾にも、イーオンキッズやECCジュニア、個人の塾など色々ありますが、小学生の時に英検に合格している方やお子さんを合格させている方に聞いてみますと、「少人数制英語塾に通っていた」という方が多いようです。
少人数制英語塾の良さは、何と言っても、発言する機会が多いということ。
逆に、10人前後のような大人数の方が「ライバルが多くて燃える」というお子さんもいらっしゃるようです。
DWEはどうしても家の中での学習になりますが、近所の英語塾通うことで学校以外のお友達を作る楽しみもできますし、最近ですと子供向けのオンライン英会話のサービスも充実してきています。
「4級に合格したら、3級も受験させたい」という場合、3級のスピーキングテストも見据えて英語塾を選んだ方が効率の良い学習が叶うので、先のことを見据えながらお子さんに合った英語塾を選んでみましょう。
DWEを使った英検4級の勉強
ディズニー英会話のCDでリスニング力を高める!
DWEの魅力は何と言っても、リスニング力が自然と身につくということです。
ストレートプレイを観ることで「こういう場面ではこういうフレーズが使われるんだ」という日常の会話表現を覚えることもできますし、CDをかけっぱなしにするだけでも聞き取る力が培われるので、DWEを熱心に取り組む家庭では「子供に英検の勉強をさほどさせてないのに、小学生ながら英検に受かってしまった」というエピソードも少なくありません。
特に、シングアロングは高校レベルの基本文法もカバーしており、130曲もあるので、歌を覚えることで楽しみながら英文の構造を理解することができます。
勿論、リーディングやライティング、スピーキングも重要ですので、沢山読み、沢山書き、沢山話すことも重要です。
特に、「英語話者が家庭の中にいない」というご家庭の場合、英語を発する機会の多さが非常に重要となってきます。
「DWEの教材だとどうしても受動的になってしまう」という場合、TE(テレフォンイングリッシュ)を使わせたり、英会話に通わせたりしながら対策していくことがオススメです。
また、「内気なのでスピーキングが苦手」という子は、トークアロングで単語力を思い切り伸ばしておくと、(英検4、5級までなら)「単語がわかれば後は回答を推測して解ける」問題もまあまあありますので、効果があるかもしれません。
英検ジュニアのDWE会員限定特典もおすすめ
英検ジュニアは、日本英語検定協会が運営する育成型ゲーム感覚のリスニングテストです。
ディズニー英会話の会員の方は、会員限定特典として、ブロンズ、シルバー、ゴールドの各テスト料金が10%オフになります。
内容は、英語を聞いて◯をつけるだけ。
ペーパー版とオンライン版があり、合否のないオールカラーのテストなので、学習意欲を維持したまま取り組みやすい教材です。
まとめ~ひとつずつ取り組めば小学生でも英検4級に合格できます~
どんな試験にも言えることですが、ひとつずつしっかり覚えて、しっかり時間をかけて学習すれば、小学生でも英検4級には合格可能です。
仮に落ちてしまったとしても、「挫折しても粘り強く取り組み続けることの大切さ」を学ぶ良い機会だったと思って、諦めずに取り組んでみましょう。