小学生で英検に合格できると、とても自信が身につきます。
ディズニー英会話をしっかり取り組んだお子さんは、あまり対策しなくても合格できてしまうことがあるので、「うちの子、もしかしたら合格できるかも!」という方は、是非ともチャレンジさせてみましょう。
しかし、小学生の英検受験は、親御さんが注意しないと成功体験ではなく、失敗や挫折につながってしまうことがあります。
今回は、「小学生で英検に合格できる子はDWEをどういう風に使ってるか?」ということと、【小学生の英検受験で気をつけた方がいいこと】を解説します。
英検4級から受験するのがオススメ
親御さんの中には、英語塾の先生の言葉を真に受けて、急に英検3級から受験させてしまう方も少なくありません。
しかし、「小学生なら英検4級合格でも十分すごい」ので、焦る必要はありません。
ディズニー英会話によってすっかり英語が得意になっていたとしても、小学生の多くは試験自体に慣れていないため、受験させること自体が大きなストレスになってしまうこともあります。
いわゆる「塾疲れ」のような状態に陥ると、勉強への意欲が下がってしまうので「意欲を維持できる程度に」学習を進めていきましょう。
ママ友から「簡単だったみたい」と言われても流されない
同じ英語塾にお子さんを通わせてるママ友から、
「うちの子は英検3級に高得点で合格できた」
「簡単だったみたい」
といったエピソードを聞かされる、焦ってしまう親御さんもいます。
しかし、英検3級に合格する小学生は稀であり、焦って学習時間が短い状態で受験しても何もいいことはありません。
親御さんが周囲の言動に流されれば流されるほどお子さんも追い込まれてしまうので、まずは「流されない」ことを大事にしましょう。
DWEは「飽きない距離感」で使わせる
小学校高学年になってくると、すっかりディズニー離れしていることもあります。
そういう場合は、無理にDWEを使わせずに、本人に合ったテキストを使わせるようにしましょう。
ディズニーの英語絵本やおもちゃは非常によくできていますが、やはり、本人が大人になってくると飽きてくるのは仕方ないことですし、「飽きられた」とネガティブに捉えるよりも「本人が成長したから関心が他に移った」と捉えるのがオススメです。
本人が自分のタイミングでDVDを観たり、自分のタイミングでCDを聴いたりできるようにしておくと、自主的に勉強する習慣も身につきます。
何でも与えっぱなしはNG
単語は「問題や文章から学ぶ」と◎
英検学習でありがちなのは、
- 単語帳やノートを買ってあげて渡しっぱなしにする。
- テキストを買ってあげてその後放置する。
というケースです。
単語をまとめるのに使えるようなノートを買ってあげた場合。
単語帳を自分で作るのに使うことはできるのですが、作っただけですべての単語が頭の中に入るかというと難しいところがあります。
まず、単語は「道具」と心得ましょう。
料理を教える場合も、包丁や麺棒、食材を渡すだけでは相手を戸惑わせるばかりになってしまいます。
「使い方を教えるからこそ使えるようになる」ということがあるので、英単語は、問題や文章から学べるように促すことをオススメします。
こういった方法で英単語を学習すると、「どういった場面でどういう風に使われることが多いのか」といった「使い方」を理解できるので、ただ英単語テストを延々と解かせるよりも学びが深くなるのです。
リーディングとライティングは多読で攻略
DWE絵本に限らず、英語絵本は沢山読みましょう。
ディズニー英会話の絵本は、研究して作られているので学びになるのですが、12冊しかないので本が好きなお子さんはすぐに読み終えてしまいます。
英検のリーディングの対策は、英語のテキストを沢山解くことも大切ですが、普段から多読を基本としておくと「英語の長文に怖気づかない」子に育つのでオススメです。
逆に、「英語の長文に慣れてない」子は、長文に苦手意識が芽生えてしまうので気をつけなければなりません。
多読を心がけていると、文節がわかるようになるので、ライティングの対策にもなります。
リスニングは「精聴」が大事!
「リスニングも、「多聴」すれば大丈夫?」
とおっしゃる方がいますが、レベルの合ってない英語を延々と聞き続けても学びになりません。
学びというよりストレスになってしまうので、あくまでも「自分のレベルに合った英語」を沢山聴くようにしましょう。
また、流しっぱなしにすればOKかというと、耳が英語に慣れるだけで、理解度が浅い、あまり身につかないということが起きてしまいます。
リスニングはつまり、「精聴」が大事です。
ディズニー英語システムを使ってシャドーイングやディクテーションをするのもオススメですし、わからない単語や慣用句をそのままにせず都度調べることで、語彙も多様になります。
【スピーキング対策】シャドーイングをやるのがオススメ
発音を綺麗にするには沢山発音し調整を重ねるしかない
英検3級からは、面談もあるためある程度綺麗に発音できるようにしておきましょう。
「英検3級のスピーキングは、そんなにレベルが高くないんだろうから」
とあまり発音に気を配らない方もいるのですが、英検3級のスピーキングは発音もチェックされるので、あまりにも発音が独特だと点数が低くなってしまうのです。
スピーキング対策にもディズニー英語システムのDVD(ストレートプレイ)が役立ちますが、やはり、流しっぱなしにするよりもシャドーイングをしながら使った方が身につきます。
正規会員でTE(テレフォンイングリッシュ)を使えるのであれば、定期的に使うのがオススメです。
「中古で買ったからTEは使えない」「スピーキングを子供にどう学ばせたらいいかわからない」という方は、少人数(1~3人)の「アウトプットの機会が多い」タイプの英会話や英検対策ができる塾に通わせるようにしましょう。
まとめ
英語は、「中々伸びない」と悩む方も多いジャンルです。
しかし、急に伸びることがあるジャンルなので、コツコツ続けることが大事だと言えます。
ディズニー英会話は、幼児英語教育に特化した教材で、しっかり取り組むと英検3級相当の英語力を身につけることができるので、是非とも活用しましょう。