【英検3級】小学生の英検受験! DWE(ディズニー英会話)を使った勉強法

英検3級は、中学卒業レベルの英語力が問われます。
小学生でも努力次第で合格できるので、「うちの子にもチャレンジさせたい」という方はぜひとも挑戦しましょう。
小学生で英検に合格できると、英語力が培われるだけでなく本人の自信にもつながります。
この記事の中では英検3級を受験する時のコツと、DWEを使った英検勉強法をご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。

小学生でも英検3級は合格可能!

でも、不安があるなら4級からが◎

4級までは一次試験(リスニング、リーディング、ライティング)のみですが、3級からはスピーキングも含まれます。
お子さんによっては「紙の問題を解くだけで精一杯」という子もいますし、そういった子に無理に3級を受けさせてしまうと、受験が時期尚早すぎて不合格になってしまうことも。
一度でも不合格になってしまうと英語に対し苦手意識を抱かせてしまいかねないので、もし、「うちの子は4級から受験した方がいいかも」と少しでも思うのであれば、無理せずに4級から受験を開始しましょう。
そして、「4級に合格できたから3級も合格できるかも」という風に自信を与えてあげてから3級受験に駒を進めるようにするとお子さんにとって安心感のある受験になります。

逆にお子さんによって「4級、5級は簡単すぎる」ということもあるので、お子さんのレベルに合わせることが大切です。

自信がないお子さんのモチベーションを高めるには?

「みんなひとつひとつ勉強している」ということ

お子さんの中にはネガティブになりがちな子もいます。
「失敗してお父さんお母さんをがっかりさせたくない」と先回りして色々考えてしまう子がどうしてもいるのです。
そういった子には【過剰に合格合格とうるさくしない】ようにしましょう。
「受かっても落ちてもどちらでも良く、チャレンジすることが大切」という態度でいると、お子さんも「そんなもんなんだな」と良い意味で肩の力を抜いてくれます。
また、英検受験を通して「どんな人でもひとつひとつ学んでいる」ことや、「近道はない」ということを教えてあげるのも大切です。
効率の良い勉強法で学ぶのも大切ですが、「結局合格してる人はみんなコツコツ学んでるんだな」とわかると、英語力だけでなく【根気の良さ】も身につきます。

小学生の英検3級受験、対策は?~DWEをどう使うといい?~

3級からは二次試験があります。
いわゆる面接式の「スピーキング」テストです。
しかし、気張る必要はまったくありません。
ものすごく高度な発音を要求されているというものではありませんし、1日10回ずつおうちで練習するだけでも良い対策になります。
DWEのイベントに定期的に行かれる方は定期的に行くと会話力が磨かれますし、シングアロングの曲を覚えてアウトプットする(歌詞カードを見ないで歌う)、というのもオススメです。

英検3級は、「リーディング」「リスニング」「ライティング」の点数が1,103点以上で合格、「スピーキング」は353点が合格点となっているため、アウトプットの機会を沢山設けながら勉強していくのが得策です。

リーディングは問題内容をイメージで掴む

語句空所補充問題や長文問題などのリーディング問題は、想像力である程度攻略できます。
たとえば、「文章の意味がわからない」という場合。
単語をひとつひとつ訳すことができれば、物語のイメージが頭に浮かびます。
ネガティブなことが起きているか、ポジティブなことが起きているかがわかると、それだけで解答がひとつにしぼられることもありますし、難しい問題も「わかるところを訳す」だけで、全体像がイメージしやすくなるのでオススメです。
単語力を鍛えることは勿論、日頃から【多読】を意識しているご家庭ではやはり、リーディング問題に強いお子さんが育ちます。
ディズニー英会話の英語絵本を読む、ということを日頃しておくだけでもかなり違うはずです。
「英検対策のテキストを解かせてばかりで、同じ文章ばかり読ませてしまっているかも」
という方は、DWEの絵本だけでなく他の英語絵本や英語の児童書、英語の漫画なども豊富に読めるよう環境を整え、【本人のレベルに合った英文(ストレスの少ない英文)】にたくさん触れられるように工夫してみるのがオススメです。

リスニングは「メモ」と「慣れ」で攻略!

「文章だとわかるのに、ネイティブの発音だとまったくわからない」
という場合は、シャドーイングをするのもオススメですが、やはり「ネイティブの発音の英語表現を沢山聴く」ということが大切です。
問題や選択肢の横に日本語訳のメモを書いておく、という裏技もありますが、やはりある程度は聞き取れないと何が正解かわかりません。少なくとも冒頭の疑問詞(「What」なのか「Who」なのか「Where」なのか)だけは必ず聴き取るようにしたいところです。
また、大問以降は同じことを2回言ってくれるので、1回目で「内容のイメージ」を掴み、「質問の疑問詞」を聞き取り、2回目は「何が解答なのか」を考えながら聴くようにすると効率良く解答できます。
こればかりは急にできるようになるというものではないので、英語の日常表現に沢山触れるよう日頃から心がけましょう。DWEのDVD(ストレートプレイ)は、沢山観ることで耳が英語に慣れてくるので、ぜひとも受験勉強に役立ててみてください。

ライティングは「テンプレート」が鍵

ライティングはテンプレートを覚えることで合格点以上を狙うことができます。
無理に文章をイチから組み立てようとするとミスが多くなってしまうこともあるので、問題文に出てくる単語と表現を用いながら、型に当てはめて解答するのが安全です。

DWEにはライティングの教材は入っていませんが、シャドーイングに使うことができ文章を組み立てる練習に使えますし、正しく認識できるフレーズが増えるとリスニング能力も鍛えられます。
また、「沢山書くガリ勉式の勉強は意味がない」と言う方もいますが、リトリーバル(覚えたことを何も見ずに再現する勉強法)が一番効果的である、と唱える教育者もいます。
トークアロングで覚えた単語を、何も見ずにノートに書き取る、単語テストを定期的におこなう、ということも、ライティング能力の向上に繋がるのでオススメです。

スピーキング(二次試験)は約90%が合格

スピーキングは練習問題があるので、それを元に毎日毎日練習することが大切です。
合格率が非常に高いので、よほど緊張しない限り受かります。
お子さんによっては緊張しがちな子もいますが、緊張しない対策をすれば大丈夫です。
DWEの正規会員であればイベントで沢山英語を話すと良い練習になりますが、正規会員じゃなかったとしても、おうちで家族の方が話し相手になってあげるだけでも良い練習になります。
シングアロングの曲を覚えてアウトプットする(歌詞カードを見ないで歌う)、ということも、楽しみながらフレーズを覚えることができ、文節への理解が自然と深まるのでオススメです。

「スピーキングの緊張」対策、何をすればいい?

人間は、「見慣れないモノや人」に緊張感を抱きます。
逆に言えば、見慣れているものが多いと緊張しづらい、ということなので、下記の方法がオススメです。

  • いつもと同じ文房具を使わせる。
  • いつも着ているお気に入りの服やハンカチを身に着けさせる。
  • 「いつもと違うこと」をしすぎない(過剰に料理に気合を入れる、過剰に応援の言葉を与えるなど)。
  • 人見知りしがちな子の面接対策は、家族で協力し、相手を変えながらおこなう(難しければ、「面接官っぽい人の写真」を見ながら話すのも◎)。
  • 面接会場が家から近いのであれば連れて行って会場付近を歩かせると、それだけでも緊張しすぎなくなります。

まとめ

英検3級は、時間をかけて勉強すれば必ず合格できます。
仮に落ちてしまったとしても、準備運動だったと思って前向きに勉強を続けましょう。