ディズニー英語システムは、0歳からはじめることができる幼児英語教材です。
対象年齢は0~12歳となっていますが、何歳からはじめると良い、といった明確な年齢はありません。
どちらかというと、本人のレベルやタイミングを見ることの方が大事なので、今回は【英語教材を利用開始する最適な時期】をテーマに解説します。
右脳教育を意識するなら5歳頃までに開始すると◎
右脳は、音楽を司る脳です。
左脳は右脳で覚えた音を言語としてロジカルに組み上げる時に使われます。
脳は機能の80%が3~5歳までに完成すると言われているので、脳の成長期に英語絵本を多読しましょう。
お子さんは、英語絵本を音読する中で音と絵のイメージが一致していくため、DWEの絵本に限らず、英語絵本を多読することで沢山の言葉を覚えることができます。
ディズニー英語システムのプレイアロングやDWE絵本が大変役立つので、是非とも英語の初期教育に取り入れてみましょう。
子供英会話は言語形成期(0〜12歳)を意識
1日1冊英語絵本を読むだけでも大きな力になる
子供英会話は、0~12歳の間に積極的におこなうと良いとされています。
人間の生涯の中には「言語形成期」という期間があり、0〜12歳頃(12年)は英語の言語形成にかかるとされている期間です。
日本語は英語よりも難しいため、言語形成期間が英語よりも長い(15年程度)とされています。
つまり、英語と日本語を同時に勉強していき、英語の言語形成期間の長さの分学習することで、日英バイリンガルになれるだろうということなのです。
言語形成期間はあくまでも目安ですが、12年続ければどんなことでも上手になります。
また、「ディズニー英語システムは高くて買えない」という方も、お子さんの小さいうちに日本語訳つきの英語絵本を沢山読み聞かせしてみると、お子さんの言語能力が著しく伸びる可能性があるので是非取り組んでみましょう。
子供の自我が芽生える前に習慣化する
漫画やゲームにハマる前に英語という娯楽を覚えてもらう
「ディズニー英語システムは、2歳までにはじめると良い」と言う方もいます。
なぜかというと、それ以上の年齢になってくると他のアニメやゲームにハマりやすく、ディズニーを見てもときめかなくなっていることがあるのです。
逆に、他の娯楽に目移りする前にディズニー英語システムのおもちゃを与えることができると、めいいっぱい遊んでくれる傾向にあります。
また、飽きてきたとしても、他のおもちゃを組み合わせたり、お子さんの中でブームになっているコンテンツとかけあわせて英語教育をおこなったりすることで再熱してくれるので、手を変え品を変えという作戦で頑張ってみましょう。
絵本の読み聞かせは生後5か月から
生後5か月を過ぎたらぜひ、絵本の多読をはじめましょう。
「正しいイントネーションで読めないし、何となく恥ずかしくて」
と、読み聞かせを嫌がる方もいますが、感情を込めて読み聞かせをするとお子さんは英文のイメージを掴みやすくなります。
「絵と音が一致する」という経験を幼児期にめいいっぱいおこなっておくと、リスニング能力が伸び、リスニング能力が伸びると、自然と会話表現も多様になってくるのでメリットしかありません。
話すのが上手になると自然と書くこともできるようになってくるので、その後、お子さんが小学生になり英検受験をすることになったときにもかなり役立つ筈です。
ディズニー英語システムの教材に限らず、絵本の読み聞かせは早めに始めましょう。
絵本に飽きてきたらシングアロング(CD)の出番
いつも遊んでいたおもちゃや絵本に飽きてきたら、チャンスだと思うようにしましょう。
飽きる、というのは脳がおおかた吸収すべきことをインプットしたという合図です。
シングアロングのCDを使って一緒に歌ったり、ストレートプレイの動画を観たりすると、さらに語彙も増え、英語の文法への理解も深まります。
ディズニー英語システムのCDは、130曲収録されているのでかなり長く使うことができ、かなりボリューミーです。
「他の教材は中々やってくれない」という子も、CDだけはやってくれることがあるので、音楽が好きな子にはCDを聴かせるようにしてみましょう。
移動中に車の中で流すだけでも、歌詞が意外と頭に入っていたりするので侮れません。
小学生以上~大人になってからでも全く遅くはないということ
世界最高齢プログラマーの若宮さんの場合
ここまで読むと、「うちの子はもう中学生になっちゃったから英語学習をしても遅いのかな?」と悲観する方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、語学学習はいつからはじめても良いものです。
お子さんが既に小学生~中学生になっていたとしても、「12年英語と接し続ければ母国語のように英語を操れるようになる」という傾向があるのは変わりないことなので、コツコツ学んでいくことで花が開くと心得ましょう。
たとえば、世界最高齢プログラマーの若宮正子さんの場合、40代になってから月に1回だけ英会話教室に通うようになり、その後、英検準一級を取得しています。
「実は、ディズニー英語システムを購入して、自分も子供と一緒に英検合格を目指そうと思っている」という方や、「実はTOEICで高得点を取りたいと思っている」という方も、時間をかけて十分に勉強すれば必ず合格可能です。
お子さんと一緒に英語絵本を多読するうちに「何だか自分まで英語がわかるようになってきてしまった」という例も少なくないので、是非ともお子さんと一緒に楽しく学んでみましょう。
まとめ
今回は、「DWEは早く始めるにこしたことはない」というお話をしました。
しかし、何より大事なのは、モチベーションを維持すること、親御さんも積極的に英語を学び学習する大切さを背中で教えることだといえます。
「高額英語教材は高すぎて悩ましい」
という方も、最近は中古でも良い教材が沢山手に入るので、節約しつつ幼児英語教育を進めてみましょう。