DWEは、0~12歳を対象とした英語教材です。
しかし、「0歳に英語教育って、意味あるの?」と思ってしまう方も多いことでしょう。
今回は、「幼児英語教育はいつスタートさせると良いのか?」というテーマについて解説します。
0~6歳=右脳優位ということ
右脳教育の世界では、「0~6歳までが右脳優位の期間である」と言われています。
エビデンスははっきりしていないのですが、左手を使うと右脳が活性化し、右手を使うと右手が活性化し、日本人の大半は「右利き」に矯正されて育つということを考えると、全く根拠のないこととも言えません。
意味のわからない言語への理解は、どちらかというと音楽を司る右脳を育てると理解が早くなる、ということを考えると納得がいきます。
目指すのは日本語優位のドミナントバイリンガル
あくまでも国語力が優先ということ
0~3歳から英語教育をする場合、誰もが同じ不安を抱えます。
「日本語と英語で、混乱しないの?」
やはり、幼児英語教育をはじめるのが早かったり、帰国子女だったりすると、他の子がカタカナ英語として日本語の発音で発音しているものをネイティブの発音で発音しがちで、ちょっと浮いてしまうこともあるようです。
しかし、逆に言えばその程度のことしか起こらないので、早くはじめられるのであれば早くはじめるにこしたことはありません。
ただ、気をつけなければならないのは、「あくまでも国語力(日本語力)」を優位にさせておかないといけない」ということです。
英検もTOEICも中学受験も、問題文は日本語。日本語がわかるからこそ英語もわかる、という構図は変わりません。
多読をおこなうにしても、日本語の絵本の多読を大事にしつつ英語絵本も沢山読む、という風にすることが大切です。
日本語力ってどうやって伸ばすの?
日本語力は、「外に出る」ことで伸ばしてみましょう。
多読、音読、俳句、短歌なども大切ですが、感動が多い生活をしていると、それを人に伝えたくなり、言葉で表現することに積極的になってきます。
言葉で表現することに積極的になってくると、「表現しきれない」「言いたいことが上手く言えてない」といったストレスを抱えることにもなってくるのですが、こういったストレスがあるおかげで慣用句を覚えたり、自発的に沢山本を読むようになったりするので、「経験と感動」を意識してお子さんと生活しましょう。
そして、俳句や短歌の賞や、作文コンクールなどにも積極的に投稿してみるのもオススメです。
いきなり大きな賞を取るのは難しいかもしれませんが、地方の小さな文学賞は応募人数自体が少ないので、投稿し続けていれば必ず掲載の機会というのは巡ってきます。
俳句や短歌は、韻を踏む技法を覚えることができ、情緒を養うこともできるので、「ゆくゆくは我が子を英語のスピーチのコンテストにも出場させたい」といったご家庭にも良い作用を及ぼすことでしょう。
日本語の韻の妙がわかると、自然と英語のライミングについても敏感になってくるので、英語の音読も上手になりやすい傾向があります。
日英バイリンガルの育て方
スキャモンが提唱した「スキャモンの発達・発育曲線」
スキャモンの発育曲線によると、人間の脳の80%は3~5歳くらいまでに完成するとのこと。
英語に限らず、脳の成長期に色々な語彙を吸収できると長期記憶化しやすい傾向にあるのは確かなようです。
小学生で英検1級、2級に合格してしまう子も、幼児英語教育をやっていた子がほとんどです。
日英バイリンガルを育てたい場合は遅くとも3~5歳の間には英語教育をはじめておいた方が有利だと言えますし、DWEのような高額英語教材は買えなかったとしても、ごく簡単な内容の英語絵本を読み聞かせしておくだけでも、英語脳を育てるのに役立ちます。
DWEのおもちゃは何がすごいの?
0~3歳児向けのプレイアロングを買うだけでも違う!?
ディズニー英語教材のプレイアロングは、映像を観ながら歌ったりお話したりしながら英語と触れ合えるおもちゃです。
知育おもちゃのようなアイテムなのですが、遊んでいるうちに本当に英語を吸収できるので、「フルパッケージは無理だけど、中古でプレイアロングだけ買ってやっている」というご家庭も少なくありません。
「DWE絵本を買うだけでもかなり違う」という方も
DWE絵本は、その名の通りディズニーのキャラクターが登場する可愛い絵本です。
よく、幼児英語教育の世界では「多読はマスト」と言われますが、洋書絵本というのはかなり膨大な数があるので、「どれから読んだらいいの?」と困惑する親御さんも少なくありません。
その点DWE絵本は、幼児教育に特化して作られた絵本なので非常によくできており、英語絵本の入口にぴったりです。
実際に、「寝る前に読み聞かせをし、子供にも音読させるようにしたら、子供が自発的に英語を話すようになっていて驚いた」といったクチコミも多く見かけます。
ただ、多読に関してはDWEの絵本だけでは少なすぎるので、ぜひ、洋書絵本を沢山置いてる図書館を利用してみましょう。
歌うのが好きなお子さんには、英語圏で人気のある童謡のCDがセットになっている絵本もオススメです。
シングアロングなら英語文法を自然と吸収できる
多読も大事ですが、「沢山聴く」のも大切です。
「何も見ずにお気に入りの歌詞を紙に書き出す」というのも勉強になりますし、ディズニー英会話の教材に限らず、レベルに合った英語を沢山聴くと耳が英語に慣れていきます。
日本語を覚えるように自然と英語の文法を身につけるには、「沢山聴いて沢山理解する(聞き流さない)」ということが重要です。
DWE以外でやった方がいいこと~「良い先生」を得る~
ディズニー英会話を取り組むだけでも英語力は磨かれるのですが、残念ながら、おうちメインの英会話のみでバイリンガルを育てるのは無理があると心得ましょう。
ではDWE以外に何をやるといいかというと、「良いお手本」になる人と接する時間を増やすのがオススメです。
サッカーが得意な人になりたい時はサッカーが得意な人のそばにいると上達しますし、英語を話せるようになりたい時は、英語が話せる人との接点を増やすと、自然とレベルが引き上げられていきます。
周りにお手本がいるのといないとでは大違いなので、是非良い指導者を探してみましょう。
まとめ
幼児英語教育は、早めにはじめると沢山のメリットを得ることができます。
英語力だけでなく自信を得ることもできるので、気になる方は積極的に幼児英語教育に取り組んでみましょう。